うつ病を正しく理解しよう

うつを正しく理解しよう

うつ病は珍しくない時代です

うつ病は脳のエネルギーが欠乏した状態であり、明確な理由もなく睡眠不足、食欲低下、好きなことが楽しく思えない、不安になる、悲しくなる、死について考えることになる等、心理的症状と身体的症状が伴った気分障害(不調)です。
うつ病かどうかは「気分障害(不調)の継続期間」が基準となります。
一般的に2週間程度で終わる一時的な不調であれば問題ないでしょう。
しかし、2週間以上不調が続くことがあれば、うつ病の可能性があります。

YES・NOチャートでCHECK!!

CHECK 01

“何か変だ”と思ったら早めに受診しましょう。

精神状態

  • 毎日の生活に充実感が無い
  • 好きなことや趣味が楽しく思えない
  • 死について考えることが増えてきた
  • 悲しい気持ちになる
  • 気分が落ち込む

身体状態

  • 睡眠不足
  • 食欲不振や過食
  • 重い倦怠感
  • 頭痛
  • 胃痛

3つ以上チェックがついた場合は、医療機関への受診をお勧めいたします。

CHECK 02

現在の状態をチャートで調べてみましょう。

現在の状態をチャートで調べてみましょう

「心療内科・精神科のクリニックへ行きましょう」となった方は、お早めに医療機関での受診をお勧めします。うつ病は早めの検査・治療が早期回復につながります。

初村 英逸

監修

初村 英逸(はつむら ひではや)

2009年大分大学医学部卒業。現在、品川メンタルクリニック梅田院院長。精神保健指定医。

品川メンタルクリニックでは、うつ病かどうかが分かる「光トポグラフィー検査」や薬を使わない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」を行っております。うつ病の状態が悪化する前に、ぜひお気軽にご相談ください。

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