選択肢は薬以外にもあります

  • 薬で副作用がでやすい、副作用がつらい。
  • 薬には抵抗がある。
  • うつがなかなか治らない、再発を繰り返している。
  • 薬や他の治療が効かない、あるいは効果が不十分。

上記に当てはまる方は、新しい治療法を検討されてはいかがでしょうか。
日本におけるうつ病治療の中心は抗うつ剤による薬物療法ですが、全体の寛解率は約3割であり、一定の方には効果が表れないと言われています。

※STAR*D(Sequenced Treatment Alter-nativesto Relieve Depression)

こうした方に有望なのが、「磁気刺激治療(TMS)」です。当院における「磁気刺激治療(TMS)」は、うつ病の寛解が全体の約6割、軽減は全体の約8割という実績がありますので、高い効果が期待できます。

寛解の割合※1

■磁気刺激治療(TMS):約6割 ■抗うつ薬:約3割

※1治療30回時点でHAM-Dの点数が7点以下に改善した方を寛解、半分に減少した方を軽症化とした時の割合。
品川メンタルクリニック本院(旧新宿メンタルクリニック アイランドタワー含む)2013年6月~2016年2月現在の788人を対象とした治療結果

また、磁気刺激治療(TMS)の長所として、副作用が非常に少ないことが挙げられます。

想定される副作用

■磁気刺激治療(TMS):非常に少ない 治療中の頭皮痛 ※まれな副作用としてけいれん発作(アメリカでは3万件に1回) ■抗うつ薬:視力障害、頭痛、吐き気、口の渇き、虚弱感、血圧の変化、消化器障害、自殺念慮の増加、体重の増加、皮膚湿疹、性的機能不全、食欲不振、手足の震え、情緒不安定、不眠・眠気

当院では、なかなかうつ病が薬で治らない方に対して、薬に頼らない新たなうつ病治療「磁気刺激治療(TMS)」の専門クリニックとして治療を行っています。

症状に合った薬が処方されていない

双極性障害(躁うつ病)とうつ病は違います!

以下の症状が2週間以上続いている場合が受診の目安とお考えください。

単極性うつ病(うつ病)と双極性障害

うつ病は単極性うつ病ともいい、気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、眠れなかったりといったうつ症状だけがみられます。双極性障害はうつ状態と躁状態または軽躁状態を繰り返す病気です。
双極性障害とわからずに、うつ病と思って抗うつ薬が処方されるときもあります。医師の問診だけでは見分けるのが難しい場合もありますので、当院ではグラフでうつ病や双極性障害のパターンなどが分かる「光トポグラフィー検査」を受けることをお勧めしています。