データで見える化
データで見える化
脳が活動すると、脳内に微弱な電気が流れます。その電気を電極でとらえ、波形として記録するのが脳波(EEG)検査です。
QEEG(定量的脳波)とは、脳波をデジタル信号に変換して定量化し、さらに複雑な数学的解析を加えることによって脳マッピングとして可視化する技術です。
得られたデータをデータベースと比較することで、統計的な脳の特性を調べることができます。
欧米では近年、ADHDや自閉スペクトラム症などの発達障害、うつ病、不安障害、不眠症、耳鳴りなど、様々な精神疾患のバイオマーカーとしての研究が増加しています。
電極を付けるためのジェルを使わないドライ電極型脳波計です。
ワイヤレスのためコードも無いタイプです。
ジェルを使わないので検査後に洗髪の必要はありません。
2008年から2014年の間に記録された安静時EEGで構成されています。
閉眼時1482件・開眼時1231件のデータがあります。生のEEGがサービスポータルにアップロードされると、アーティファクト拒否アルゴリズム(SARA)を使用して自動的にアーティファクトが解除されます。
このデータベースに基づいて統計的分析を行います。
当院では、ADHDの特徴とされている前頭から頭頂にかけての中央部におけるシータ/ベータ比(TBR)に着目します。ADHDでは同部位のシータ/ベータ比が高いことが挙げられており、シータ波が多いことが脳の低覚醒を表しているという説があります。
QEEG検査は、当院では12歳(中学生)以上でしたらどなたでも受けることができます。
QEEG検査を受ける際には下記の点をこ理解ください。
QEEG検査は医師の指示のもと、専門のスタッフが行っています。
個室で行いますので、リラックスしてお受けいただけます。
機器の装着に5分~10分かかります。
イスに座り、開眼した状態での安静時EEG(何も刺激を与えないでじっとしている状態)を6分間測定します。
解析に時間がかかるため、検査結果が出るまでには1時間程度かかります。
品川本院のみの検査です。
検査費用:18,000円(税込)
※この検査は光トポグラフィー検査も同日に行う検査となります。
どちらかのみを選択することはできません。検査費用には光トポグラフィー検査料も含まれます。
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