入学や卒業、就職や転職、結婚や離婚、受験競争、成果主義、国際競争、少子高齢化、SNS疲れ、自然災害、新型コロナウィルスを初めとした感染症への不安、政情不安──現代社会は子供から高齢者まで、さまざまなストレスとの共生が当然のようになっています。
ストレスと上手に付き合えているのなら、それは人の成長を促すなど必ずしも悪いものではありません。しかし、大きなストレスを相手に苦痛な毎日を送っているようでしたら、それに押しつぶされてしまう前に対処が必要です。
こちらではストレスケア・プログラム(心理カウンセリング)について説明します。

※心理カウンセリングは、品川本院のみ実施しています。

ストレスケア・プログラム(心理カウンセリング)とは

ストレスケア・プログラム(心理カウンセリング)

ストレスケア・プログラムは、日々のストレスを抱える方に、心理カウンセリング(心理面接)を通じてストレスとの上手な付き合い方を身につけていただく、当院の心理的支援プログラムです。
当院の心理カウンセリングでは、心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)が専門的手法によって、クライエント(心理カウンセリング利用者)のストレスケアに必要と考えられる心理学的援助を行います。
心理カウンセリングは、クライエントの心理的な課題に加えて、身体的な状態、社会的な環境など、さまざまな要素を考慮しながら、多くの場合は定期的に行います。

ストレスケア・プログラムの特徴

医師による状態把握

カウンセリングを受けたいと思うほど苦しいストレスを抱えている場合、自覚がなくともすでにうつ病などを発症している可能性があります。
精神疾患は早期発見・早期対処が重要なため、心理カウンセリングのみをご希望されている場合でも、当院ではプログラム開始前に必ず医師が診察を行います。医師により適切な治療が必要であると判断された場合などは、心理カウンセリングのみを受けることができない場合があります(なお、当院では薬物治療は行っておりません)。
ただし、必要な治療が心理カウンセリングの場合は、当プログラムをおすすめする場合があります。

公認心理師・臨床心理士が対応

当院の心理カウンセラーは公認心理師/臨床心理士の有資格者であり、臨床心理学に精通したカウンセリングのプロフェッショナルです。

クライエント中心のオーダーメイドのカウンセリング

当院の心理カウンセリングでは、臨床心理的学的な理論に基づき、包括的、臨機応変にストレスケアのためのカウンセリングを行っています。

ストレスケア・プログラムの適応

当院では、次のような方に心理カウンセリングをおすすめしています。

  • 自分の性格や将来についてお悩みの方
  • 職場や学校でのストレスにお悩みの方
  • 家庭や育児のストレスにお悩みの方
  • 恋愛や友だち関係のストレスにお悩みの方
  • その他、人間関係のストレスなどにお悩みの方

上の例以外にも、ストレスでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

ストレスケア・プログラムの料金

心理カウンセリング(30分)

1回…8,800(税込)

6回…49,500(税込)

12回…92,400(税込)

※当院は自由診療(健康保険適用外)のため、全額自己負担となります。

予約キャンセル料はいただいておりません

心身に不調があるときに無理して通うことで、かえって状態を悪化させてしまうこともあります。また、どうしても優先せざるを得ない急用ができてしまうことがあるかもしれません。お会いできないのは残念ですが、そういうときには無理をせずにキャンセルしてくださって構いません。その場合でも、当院では心理カウンセリングの予約キャンセル料はいただいておりません。
なお、ご連絡なしにご来院が無いととても心配になりますので、キャンセルの際にはできる限り早めにご一報ください。

ストレスケア・プログラムのよくあるご質問

認知行動療法をやっていますか?
専門では行っておりません。当院の心理カウンセリングでは、臨床心理的学的な理論に基づき、包括的、臨機応変にストレスケアのためのカウンセリングを行います。
心理カウンセリングだけを受けることができますか?
はい、可能です。ただし、心理カウンセリングのみをご希望されている場合でも、プログラム開始前に、必ず医師が診察します。医師により適切な治療が必要であると判断された場合など、心理カウンセリングのみを受けることができない場合があります(なお、当院では薬物治療は行っておりません)。
英語や中国語での対応は可能ですか?
いいえ。申し訳ありませんが、ストレスケア・プログラムはクライエントご本人が日本語で会話できることが前提のプランとなっています。
未成年でも受けることができますか?
はい。ただし、未成年の方は親権者同伴で受診してください。

参考文献

  • スーザン・ノーレン・ホークセマ他(2015)『ヒルガードの心理学』(内田一成監訳), 第16版, 金剛出版
  • 伊藤絵美・黒田美保・鈴木伸一・松田修(編集)(2019)『公認心理師技法ガイド:臨床の場で役立つ実践のすべて』下山晴彦編集主幹, 文光堂

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