ご自身の症状を
診断チェックしてみましょう
下記のチェック表で、スマホやPCから簡単にご自身の症状を調べてみましょう。
セルフチェックを通して、ご自身の特性をきちんと把握することも大切です。
「はい」か「いいえ」でお答えください。
質問は全部で10問です。
以下の診断チェックで気になった方は一度受診することをおすすめします。
※ADHDの診断には米国精神医学会の診断基準(DMS-5)がありますが、以下テストはADHDの傾向をチェックするものです。
ADHD診断チェック(セルフチェック)
30秒で簡単チェック!
ご自身の症状を自己診断してみましょう
セルフチェックを通してご自身を振り返って、次のような症状があるか
「はい」か「いいえ」でお答えください。
監修:品川メンタルクリニック 初村 英逸 医師
ケアレスミスが多い
手足が落ち着きなく動く
仕事などに集中することができない
他人の話を聞いていられない
最後までやり遂げられない
長時間じっと座っていられない
軽率な発言などをついしてしまう
物をよく無くす
約束や用事を忘れやすい
相手の会話をさえぎることがある
監修:品川メンタルクリニック 初村 英逸 医師
【診断結果】
ADHDの可能性は低いです。
【診断結果】
ADHDの傾向があります。
ADHDの診断基準
ADHD(注意欠陥多動性障害)はおおむね7歳までに症状が確認されます。
集中困難や不注意などで日常生活に困るような症状が、大人になっても継続する場合があることがわかっています。
また最近では子供だけではなく大人でもADHDと診断されるケースが多くみられます。
不注意優勢型は女性に多く見られ周囲が気付かない場合も多いです。
DSM-5でのADHD診断基準は、以下の9つの症状がそれぞれ(不注意と多動性・衝動性)で6項目以上当てはまり、それらが6か月以上継続し、家庭や学校など二つ以上の環境で、日常生活や学業に悪影響をきたしている場合にはADHDの可能性があります。
- 「不注意」
-
- ・活動を行う際にケアレスミスをする
- ・課題または遊びの最中に注意を維持することができない
- ・直接話しかけられても聴いていないように見える
- ・指示に従えず業務を最後までやり遂げることができない
- ・課題や活動を順序立てることが困難である
- ・持続的な精神的努力を要する課題を避ける、または嫌々行う
- ・しばしば学校の課題または活動に必要な物を失くす
- ・他刺激に容易に注意をそらされる
- ・日常生活でもの忘れが多い
- 「多動性・衝動性」
-
- ・手足をそわそわと動かしたり、落ち着かない
- ・授業中に席を離れる
- ・不適切な状況で走り回ったり高い所に登ったりする
- ・静かに遊べない
- ・まるでエンジンで動かされているように行動する
- ・しゃべりすぎる
- ・質問が終わる前に答えを口走ることが多い
- ・順番を待てない
- ・他人の邪魔をする
【DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアルより引用】
※診断基準 DSM-5は、米国精神医学会が作成する精神疾患・精神障害の分類マニュアルです。
本来はアメリカの精神科医が使うことを想定したものですが、事実上、国際的な診断マニュアルとして使われており、日本国内でも基準となっています
ADHDの種類
- 「不注意優勢型」
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- ・注意散漫、集中持続困難なことが特徴
- 「多動性・衝動性優勢型」
-
- ・落ち着きのなさや衝動的な行動や言動が特徴
- 「混合型」
-
- ・上記すべての特徴があるもの
前述、DSM-5で「不注意」で6つ以上当てはまると不注意優勢型、
「多動性・衝動性」で6つ以上当てはまると多動性・衝動性優勢型、
不注意と多動性・衝動性のそれぞれで6つ以上当てはまると混合型とされます。
ADHDの治療法
●非薬物的治療
ペアレントトレーニングなどで接し方や指示などの具体的な養育スキルを学び、行動変容を目的とし適切な行動をとれるようにします。
●薬物療法
抗ADHD薬としては現在4種類あり、症状の特徴に合わせた薬物の選択が行われます。