HSP相談

HSPは“Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)”の略語で、「生まれつき敏感で繊細な気質を持つ人」のことです。
HSPは医学的な病気のことではなく生まれ持った気質なので、HSPそのものは治療の対象ではありません。しかし、HSPの気質などを背景に困りごとを抱えている場合、そちらに対して力になれる可能性はあります。
こちらではHSP相談について説明いたします。

HSP相談とは

HSP相談とは

HSP相談は、HSP気質で生きづらさを感じられている方へ、生きづらさを和らげ、解消していくための提案を行うプランです。困りごとの背景に、うつ症状などが隠れている可能性がありますので、医師による診察を行います。
HSP相談は、HSPに特化した有料プランです。
なお、HSP相談は18歳以上の方が受けることができます。

HSP相談の特徴

医師による状態把握

HSP相談を受けたいと思うほど大きな悩みを抱えている場合、自覚がなくともすでにうつ病などを発症している可能性があります。
精神疾患は早期発見・早期対処が重要なため、当院ではHSP相談の中で必ず医師が診察を行います。医師により適切な治療が必要であると判断された場合などは治療の提案を行う場合があります。

心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)が対応

当院の心理カウンセラーは公認心理師/臨床心理士の有資格者であり、臨床心理学に精通したカウンセリングのプロフェッショナルです。

HSP相談の適応

HSP相談は18歳以上の方が対象です。
次のような方にHSP相談をおすすめしています。

  • 日常的に苦しい思いをしていて、自己診断などでHSPであると判定された方
  • 日常的に苦しい思いをしていて、耳にするHSPが自分にも当てはまりそうだと感じている方
  • 日常的に苦しい思いをしていて、HSP気質が原因かもしれないと思っている方

HSPは医学上の病気ではないため医療機関で診断・治療することはできませんが、困りごとに対する対処は可能な場合があります。

HSP相談の流れ

HSP相談では、心理カウンセラーの面接(心理検査を含みます)を踏まえて医師が診察します。
状態やご希望により、光トポグラフィー検査やQEEG検査、各種心理検査を追加することもできます(別途料金がかかります)。来院からお会計まで、待ち時間を含めて2時間程度かかります。

  1. 心理面接と心理検査

    心理面接と心理検査

    最初に心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)が面接と心理検査を行います。

  2. 診察

    診察

    心理検査の結果や心理カウンセラーとの面接内容を踏まえ、医師が診察します。
    診察結果により、必要な検査や治療を提案する場合があります。

HSP相談のご予約方法

HSP相談はHSP相談は18歳以上の成人が対象です。
HSP相談は品川本院限定プランで、ご予約はお電話のみとなります。ご予約の際はオペレーターに「HSP相談希望」と必ずお伝えください。
HSP相談は10:00~17:30でご予約を承っております。

※必ず予約時間の15分前のご来院をお願いします。
15分前にご来院できないときは、日時が変更になる場合もありますのでご了承ください。

HSP相談のよくあるご質問

HSP相談はすぐに予約できますか?
HSP相談は品川本院のみで行っております。ご予約は電話のみでウェブでの予約は行っておりません。ご予約可能な時間は10:00~17:30になります。
なお、予約時間の15分前のご来院をお願いします。
HSP相談は誰でも受けられますか?
HSP相談は18歳以上の成人の方を対象としています。
英語や中国語での対応は可能ですか?
いいえ。申し訳ありませんが、HSP相談は当事者ご本人が日本語で会話できることが前提のプランです。
未成年でも受けることができますか?
いいえ。HSP相談は18歳以上の成人の方のみ受けることができます。

参考文献

  • エレイン・N・アーロン(2020)『敏感すぎる私の活かし方:高感度から才能を引き出す発想術』(片桐恵理子訳), パンローリング